大アジア思想活劇

『大アジア思想活劇』電書版あとがき(近代仏教史研究ブックガイド&関連論文ガイド)

2017年4月に刊行された大アジア思想活劇――仏教が結んだ、もうひとつの近代史 Kindle版の電書版目次です。noteに載せようと思ったんだけど、こういう書誌データ盛りだくさんのものはやっぱブログですね。2008年~2017年初頭の約10年に刊行された近代仏教史研…

佛教史学会編『仏教史研究ハンドブック』法蔵館(2017年に読んだ仏教本より)

Twitterで書き散らしてた読書メモを年末に向けてまとめたいと思います。2017年に読んだ仏教本の記録として。まずは佛教史学会編『仏教史研究ハンドブック』法蔵館です。 仏教史研究ハンドブック 作者: 佛教史学会 出版社/メーカー: 法藏館 発売日: 2017/02/1…

『中外日報』2017/6/30号に「テーラワーダ仏教と日本(論 近代日本の宗教11)」を寄稿

宗教専門の老舗新聞『中外日報』2017/6/30号に「テーラワーダ仏教と日本(論 近代日本の宗教11)」を寄稿しました。拙著『大アジア思想活劇: 仏教が結んだ、もうひとつの近代史』Kindle版のPRをしつつ、表題テーマについて概観した文章です。掲載先からお許…

note(ノート)に過去記事をまとめてみた。

過去に商業誌やムック、新聞、雑誌などに寄稿した仏教&仏教書がらみの原稿をnote(ノート)にまとめてみました。他にもあるけど、追々拡充したいと思います。いまのところラインナップは以下の通り。 note.mu スマナサーラ長老ベストブックガイド 100冊から…

日本におけるアナガーリカ・ダルマパーラ

久しぶりに「ダルマパーラ」でネット検索してみたら、意外と情報が薄かった(HP版の『大アジア思想活劇』を閉鎖した影響が大きいのかな?)ので、以前佼成出版社の『新アジア仏教史』14巻に寄稿した拙稿「日本におけるダルマパーラ」を公開したいと思います…

仏教タイムスに『キリスト教か仏教か』書評を寄稿

週刊仏教タイムス2009年6月25日号に、書評を寄稿した。キリスト教か仏教か―歴史の証言作者: 西村公朝,金漢益出版社/メーカー: 山喜房佛書林発売日: 1995/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る『キリスト教か仏教か 改訂第二版』(訳:釈悟震…

アジ活書評(住職のひとりごと)

大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史作者: 佐藤哲朗出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (42件) を見る広島県福山市の備後國分寺住職、横山全雄(よこやま・ぜんのう)…

塩崎雪生氏の書評

以前「天下の奇書」として取り上げさせていただいた『新国訳大蔵経 インド撰述部〈11〉諸経部(2)地蔵十輪経asin:4804380469』をものされた塩崎雪生氏から、拙著『大アジア思想活劇』に書評ならぬ「筆誅」を賜った。大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひと…

日本仏教を救った皇室出身の尼僧たち

定期購読している仏教系新聞『中外日報』2009年4月14日号「近代の肖像 危機を拓く」296回に、村雲日榮尼(1855-1920)が取り上げられていた。執筆者は歴史研究家の石川泰志氏。「皇室と仏教結ぶ絆/還俗の強要を敢然と拒否/宮中女性の仏教信仰に再び灯」とし…

吉永進一先生ブログお年玉企画がすごい!

拙著『大アジア思想活劇』執筆と刊行にあたり多大なお世話になった吉永進一先生(舞鶴高専)のブログ電気的真丹後蝸牛報の「お年玉企画」記事がすごい! 2009-01-09 お年玉企画2 オルコット来日 2009-01-10 お年玉企画3 オルコット来日(続) アジ活の第一…

amazon.co.jpの良レビュー

ブックファースト新宿店(コクーン地下)の人文書レジ脇の島(歴史本コーナー)に拙著『大アジア思想活劇』がポップ付で平積みされていた。ありがたや。amazon.co,jpには、トップ100レビュアーのソコツさんの長文レビューが載っていた。こちらもありがたや。…

中外日報に末木文美士先生の書評掲載

スマナサーラ長老の初期仏教月例講演会『ブッダの侍者の「8大特典」と「4つの不思議」−「善友」阿難尊者の「如是我聞」』司会とプロジェクタ助手をしつつ聴講。アーナンダ尊者にまつわる深いお話。社会で仕事をするにあたっての心構えについて語られた冒頭の…

読売書評Web掲載

大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史作者: 佐藤哲朗出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (42件) を見る拙著『大アジア思想活劇』(サンガ)の書評がYOMIURI ONLINE本よ…

環太平洋の物語

帰りがけに新宿の書店に寄ったら、紀伊国屋書店本店やジュンク堂で『大アジア思想活劇』が平積み(仏教書コーナーだけど)されていた。相変わらずスマナサーラ長老の本もたくさん置いてあって、仏教書を探しに行っても目に入るのは知っている本ばかり……とい…

読売新聞に書評掲載

大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史作者: 佐藤哲朗出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (42件) を見る読売新聞2008年11月2日(日)読書欄「本よみうり堂」に拙著『大アジ…

佛教タイムス

大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史作者: 佐藤哲朗出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (42件) を見る『佛教タイムス』10月23,30日合併号「秋の読書特集」にて、拙著『…

読売に書評が載るらしい

大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史作者: 佐藤哲朗出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (42件) を見る拙著『大アジア思想活劇』書評が読売新聞に載るらしい。 本よみう…

佐々井秀嶺伝『破天』が新書化!

五千万人とも一億五千万人とも言われるインド新仏教徒の指導者、佐々井秀嶺師(Bhadant-G Arya Nagarjuna Shurai Sasai)の半生を描いた怒涛のノンフィクション作品『破天』(山際素男著)がついに光文社から新書化された。破天 (光文社新書)作者: 山際素男…

星飛雄馬さんのお言葉

宝泉寺合宿から帰東。お世話になった皆様に感謝。京都府与謝野町にある宝泉寺は若き日の澤木興道師も修行した曹洞宗寺院。新築された本堂には金色の釈尊坐像が安置され「お釈迦様の道場」として輝きをいよいよ増していた。 ……で撮った写真が、お昼にいただい…

大谷栄一先生のお言葉

宗教社会学者の大谷栄一先生よりご自身のブログ上でサンガ版『大アジア思想活劇』へのコメントをいただいた。ありがたや。大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史作者: 佐藤哲朗出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入:…

藤本晃先生のお言葉

10月2日は朝日カルチャー初期仏教入門新シリーズ『「ストレス」と「心の呪縛」』第一回。 10月3日から6日まで佐賀・福岡・大分と九州三県でのスマナサーラ長老講演・冥想指導に同行。 講演会の内容は順次Dhammacastで配信したい。 臼杵石仏群を見学中のスマ…

改訂増補版「アジ活」刊行

この夏の宿題だった改訂増補版『大アジア思想活劇』がサンガより刊行された。今日見本をいただいた。本文を全面的に改訂してオンブック版(オンデマンド出版)では割愛した年表や索引を追加。460ページから600ページに増量された。価格も4200円(税別)から4…

佛教問答

3日の午後からスマナサーラ長老と『パティパダー』と『大法輪』連載用の原稿作成。ヘンリー・スティール・オルコットの“A Buddhist Catechism according to the canon ofthe southern church”の和訳『佛教問答』(米国人エッチ、エス、ヲルコット氏著 日本京…

Dr.Steven Kemper先生

今日は朝のお勤めに参加。お坊さん方出払ってたので、終日事務所のお留守番。印刷会社の人にパティパダーのPDF版下渡したり、ウェーサーカ記事の写真選びで頭こんがらがらせたりしてる間にUSAはBates Collgeで人類学研究してるDr.Steven Kemper先生が通訳の…

釋興然 南方僧団移植事業(「住職のひとりごと」より)

全雄師による釈興然の顕彰記事(中外日報)第二回は、興然が手がけたテーラワーダ仏教サンガの日本移植事業について。まさに現代の日本テーラワーダ仏教協会の活動に直接つながっている歴史だ。ご自身のブログ「住職のひとりごと」に転載されている。 釋興然…

釋興然略伝(「住職のひとりごと」より)

『アビダンマ』3巻「心所の分析」原稿作成がようやく終わった。引き続き他の仕事をされているスマナサーラ長老に心で礼。アビダンマッタサンガハ心所(cetasika)編解説を面と向かってびっちり口述筆記。これ以上ない贅沢な時間ではあったけど、いつまでも…

釋雲照略伝(「住職のひとりごと」より)

備後國分寺住職を務める全雄師が、中外日報「『近代の肖像』危機を拓く」に「釋雲照略伝」を三回にわたって寄稿された。ご自身のブログ「住職のひとりごと」に転載されている。 拙稿『大アジア思想活劇』をお読みいただいた方には釈雲照の名を覚えている方も…

中外日報「近代の肖像」で野口復堂を紹介 その2

『中外日報』連載「近代の肖像 危機を拓く」第100回:野口復堂の後編。こちらの続き。 編集部のTさんが、大正時代の中外日報マイクロフィルムから、野口復堂が連載していた教談などの記事を何枚かコピーして下さった。なかでもちょっと面白かったのが、大正5…

中外日報『近代の肖像』で野口復堂を紹介

仏教系の宗教新聞『中外日報』平成19年(2007年)2月6日号12面に寄稿しました。連載「近代の肖像 危機を拓く」第99回から2回連続で野口復堂について紹介する記事を書いています。ホームページ版&書籍版の『大アジア思想活劇』をお読みの方にはだいたい周知の…

紹介記事(仏報ウォッチリスト)

いつも拝読している仏教系ニュースブログ仏報ウォッチリストの2006-12-31記事「今年読んだ3冊」にて、拙著『大アジア思想活劇』が取り上げられました。たいへん光栄です。 * 『大アジア思想活劇』 佐藤哲朗=著 オンブック 06.8刊 主軸はスリランカ仏教徒ア…