2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

智慧を目指す人へ

A.スマナサーラ長老の朝日カルチャー初期仏教入門「幸福をみつける方法教えます。〜観察力で、あなたの世界は劇的に変わる〜」の第三回でした。単なる「認識」を「知識」として使えるモノにするための方法、そして知識という重荷に縛られず、「智慧」を育て…

言の目的(増支部より)

比丘衆よ、傾聴せざるものは無縁なり、傾聴するものは有縁なり。彼有縁なるものは一法を知り、一法を遍知し、一法を断ち、一法を作證す。彼は一法を知り、一法を遍知し、一法を断ち、一法を作證して、正しく解脱を触證す。比丘衆よ、執着を離れて心の解脱す…

曽我逸郎さんへのメール(2)

曽我逸郎様こんばんは、佐藤哲朗です。先日お送りしたメールの追記です。宮元啓一さんの諸著作に関するまとめと書評(主張の抽出と矛盾点への批判)は、こちらに掲載されているreverieさんの書評、書評:『ブッダが考えたこと─これが最初の仏教だ』大乗思想…

曽我逸郎さんへのメール(1)

曽我逸郎様ご無沙汰しております、佐藤哲朗です。 久しぶりにサイトを拝見しました。ますます充実されているようで喜ばしい限りです。 僕も寺男3年目に突入して、仏教と猫にまみれる毎日です。以前、メールをやりとりさせていただいた箇所に「追記」がして…

曽我逸郎さんとのやりとりについて

一昨年、月を差す指はどれか?(旧名、「あたりまえのことを方便とする般若経」)なるHPを運営されている曽我逸郎さんと、何度かメールのやりとりをし、公開のやりとりの形で同HPに掲載されています。拙稿「大アジア思想活劇」について、輪廻説は仏説か否か…

『希望のしくみ』が「週刊ブックレビュー」に登場?

スマナサーラ長老と養老孟司氏の対談本『希望のしくみ』(宝島社)が、NHK BS-2の人気番組「週刊ブックレビュー」で紹介されました。2月6日放送分のベストセラーレビューで、新刊エッセイ月間ベストテン(紀伊國屋書店 新宿本店)の第7位にランクインしてい…

ネパール情勢が気になる

世界中の仏教徒&ダライラマファンの顰蹙を買ったダライ・ラマ法王の事務所の突然の閉鎖とか、マオイストによる首都封鎖騒ぎとか、不穏な情勢の続くネパールですが、挙句の果ては国王による直接統治とな。ネパールと聞いて思い出す人々、映像など何一つ悪い…