2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

山際素男氏の死去 佐々井秀嶺師の来日

作家・翻訳家、山際素男氏の逝去を伝える情報を先月末からチラホラ目にしていたのだが、4月7日には訃報が配信されていた。 山際 素男さん(やまぎわ・もとお=作家、翻訳家) (04/07 13:56) 3月19日午前11時18分、間質性肺炎のため東京都東大和市の…

近藤ようこ『桜の森の満開の下』他

近藤ようこ『桜の森の満開の下asin:4091825281』(ビッグコミックススペシャル)。坂口安吾の同名小説を漫画化。ちょうど桜が満開の頃に読んだ。近藤氏が坂口安吾作品のマンガ化をするのは『夜長姫と耳男asin:4091818463』以来2作目。 夜長姫と耳男 (ビッグコ…

芸術新潮トーヴェ・ヤンソン特集

芸術新潮 2009年 05月号 [雑誌]作者: ムーミン,トーヴェ ヤンソン出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/04/25メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (24件) を見る芸術新潮 2009年 05月号 ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン…

アビダルマとは何か?(浪花宣明『パーリ・アビダンマ思想の研究 無我論の構築』の紹介)

昨年末からちびちびと読んで勉強させていただいているのが、浪花宣明『パーリ・アビダンマ思想の研究 無我論の構築』(2008年10月20日 平楽寺書店)。画期的にすごい本なので、あちこちで称賛の嵐かと思ったら、ぜんぜん取り上げられないようなので、非力を…

野中耕一先生の紹介記事が『在家佛教』に

在家仏教 2009年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 在家仏教協会発売日: 2009/04/02メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る在家仏教協会の月刊誌『在家佛教』2009年5月号に、野中耕一先生の紹介記事が掲載されています。 仏教ボランティアの現場から…

五根を学ぶ

ブッダの『生きる論』 〜五根の教え〜その1(45分20秒) 久々のDhammacast更新。スマナサーラ長老のパーリ経典解説(2009年4月21日ゴータミー精舎)の模様を3回に分けて配信。相応部経典大篇根相応第二分別経 Dutiyavibhaṅgasutta(S48-10)。三十七菩提分…

初期仏教の経済思想

仕事でいちばん大切なこと作者: アルボムッレスマナサーラ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/04/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見るスマナサーラ長老の初のビジネス書『仕事でいちばん大切なこと』(…

宗教と現代がわかる本2009

宗教と現代がわかる本〈2009〉作者: 渡邊直樹出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/03/19メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (7件) を見る平凡社『宗教と現代がわかる本2009』に駒澤大学準教授の矢野秀武氏の「日本に広まる上座…

日本仏教を救った皇室出身の尼僧たち

定期購読している仏教系新聞『中外日報』2009年4月14日号「近代の肖像 危機を拓く」296回に、村雲日榮尼(1855-1920)が取り上げられていた。執筆者は歴史研究家の石川泰志氏。「皇室と仏教結ぶ絆/還俗の強要を敢然と拒否/宮中女性の仏教信仰に再び灯」とし…

私たちは何を学ぶべきですか?(沖縄大学講義より)

14日の09:00より、沖縄大学ディリープ・チャンドララール教授の授業「子どもと伝承文学」にスマナサーラ長老がゲスト講師として招かれた。以下、「私たちは何を学ぶべきですか?」というタイトルで話された内容のメモ。 ●なにを学ぶべきか? 生まれたら、「…

沖縄美ら海水族館

終日観光。沖縄スタッフの方々に美ら海水族館などを案内していただいた。 よろず いきとし いけるものが しあわせで ありますように ↓参加ブログの皆さんが幸せでありますように……↓ 〜生きとし生けるものに悟りの光が現れますように〜

『仕事でいちばん大切なこと』予約受付中

仕事でいちばん大切なこと作者: アルボムッレスマナサーラ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/04/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見るスマナサーラ長老の新刊『仕事でいちばん大切なこと』(マガジンハウ…

沖縄菩提樹苑/平和の礎

沖縄大学のチャンドララール教授を囲んでの昼食会の後、糸満市の沖縄菩提樹苑へ。沖縄菩提樹協会の長嶺信夫先生、琉球大学のスリランカ留学生らの出迎えを受ける。 立派に育った聖菩提樹にスマナサーラ長老を導師にパーリ語の読経法要と慈悲の冥想を行い、そ…

「感謝の心」私達は何を学ぶべきですか?

那覇市立銘苅小学校・幼稚園 創立5周年記念講演会 講師:アルボムッレ・スマナサーラ長老 『「感謝の心」私達は何を学ぶべきですか?』 2009年4月11日(土)13:00開演 小学校の入り口にはスマナサーラ長老を歓迎する言葉が 会場へと向かうスマナサーラ長老と…

ゴータミー精舎はなまつりの花御堂

ゴータミー精舎はなまつり(釈尊降誕会)のための花御堂。4月9日撮影。今年もHさんに作っていただいた。病み上がりでほとんどお手伝いできなかったけど、ちょうど門前の桜の散り際に、花祭をお祝いできたのが嬉しい。甘茶クッキーも美味しかったぁ。善哉。5…

沖縄に入る

スマナサーラ長老の沖縄講演に同行して那覇入り。主催者の方々からあたたかい歓迎を受けた。空港から那覇市役所を表敬訪問。仲村副市長が迎えて下さった。 明日の講演会は市内の小学校で行われる。

十字架入りの梵鐘

夕方、首里にある宿の周りを散歩していると、 ガジュマルの樹がよく似合う小さな教会を見つけた。首里聖アンデレ教会。 境内の一角に、縦帯に十字架をつけた不思議な梵鐘が……。その傍らには、 沖縄の戦後宗教史をものがたる小さなエピソードが記されていた。…

流行神236号特集 「崖の上のポニョ」におけるエランとフラン

浅羽通明氏の個人誌『流行神』230号-236号が届いた。竹熊健太郎氏や町山智浩氏の文章には時々「この人すごいな」と唸らされることがあるが、浅羽通明氏のそれには「この人、ほんとうにすごいな」と圧倒させられることがある。『流行神』236号特集「物語批評…

『方丈記』と『法句経』……廃仏毀釈の残滓を乗り越えて

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。 からはじまる鴨長明『方丈記』はひろく知られている日本語の古典文学の随一だろう。こ…

上級者向け猫漫画

パティパダー入稿前で煮えてます。伊藤潤二の猫日記 よん&むー (ワイドKC)作者: 伊藤潤二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/13メディア: コミック購入: 32人 クリック: 273回この商品を含むブログ (78件) を見る伊藤潤二『伊藤潤二の猫日記よん&むー…