ダンマパダ84偈
ブログ移転のこけら落とし代わりに?表の日記「Theravada Online ゴータミー精舎日記」に、本日のダンマパダ講義(84偈)のまとめメモを載せた。やっぱ何度聞いても、スマナサーラ長老の法話はすごい。しびれた。
ワンギーサ師も長老の講義に触発されて「困った時はダンマパダ」ブログで84偈を取り上げると張り切っていたので、そちらも楽しみ。
- 作者: 佐藤哲朗
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2008/09/01
- メディア: 単行本
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ダーヤカ会議のあと、Tさんの持参したTIMEDOMEINスピーカーにiPod繋いで朝崎郁恵さんの「嘉義丸のうた」聴いてたら、あんまり悲しすぎて鼻血が出た。
- アーティスト: 朝崎郁恵
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/05/18
- メディア: CD
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本作と以前khipuにレビューを書いた「うたばうたゆん」は聴くのに覚悟がいるほどの名盤だと思う。(でも気軽に聴いてほしい。)
- アーティスト: 朝崎郁恵,高橋全
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2002/08/07
- メディア: CD
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奄美出身のベテラン歌手、朝崎郁恵さんのメジャーデビュー作品はほんとうに絶品であります。僕は2002年の琉球フェスティバル(東京)で拝聴したのですが、最初は涼しげなピアノに合わせて唄われる独特のシワガレ声に違和感を感じていたのに、一曲目が終わる頃には滂沱の涙が流れ出しておりました。これは、ジンバブエのトーマス・マプフーモを聴いたとき以来の衝撃でした。高橋全さん(http://www.artree-jp.com/napi.html)のピアノ+島唄という構成で全面展開されたこのCD、朝崎さんの声に込められた呪力を十全に、ストイックに引き出しています。その妙技にしばし涙ぐみ酔いしれつつも、同時に幾百年の時を越えて突きつけられた、喪失感というものを妄想せずにいられなかった。彼女がうたっているのは、私たちが亡くし忘れ去った、ものの感じ方を含めた大きな「記憶」のようなものだからでしょう。感じ方を忘れて、過去の事実と出会うことは出来ません。しかし生々しく思い出してしまったら、こんな現在を生きることは難しくなる。結果として、失われた「世界の感じ方」を度外視したまま、過去を語ろうとする狡い人間の明け暮れだけが反復されるのです。いまを生きるとは、そのような欺瞞です。うたとは時におそるべきものです。忘れたはずの「世界の感じ方」を甦らせることで、狡くともそれなりに切実な、この反復の欺瞞にあっけなく裂け目を入れてしまいます。そのようなうたとは、生涯にそう何度とは出会うまい。しかし巡り会えねば、うたを愛する甲斐がない。UAも一曲参加、実に慎ましやかに良い仕事をしてます。
1 おぼくり〜ええうみ
2 いまぬ風雲節
3 徳之島節
4 〜INTERLUDE〜朝顔節
「サウンドスケープ〜奄美加計呂麻島・徳浜」
5 朝顔節
6 嘉徳なべ加那節
7 上がる陽ぬ春加那節
8 〜INTERLUDE〜おぼくり
「サウンドスケープ〜奄美加計呂麻島・徳浜」
9 太陽ぬ落てぃまぐれ節
10 よいすら節
11 千鳥浜(生涯にそう何枚と出会うまい傑作/khipuへの投稿)
参考までに朝崎さん代表曲のライブ映像。
〜生きとし生けるものに悟りの光が現れますように〜