喬太郎/仏頭救出/一番街

午前中rjミーティング。チャリで。午後、奥ちゃんと下北沢演芸祭柳家喬太郎「一本柳道中双六」を「劇」小劇場で観覧。平日昼間なのに満席。「野ざらし」と「鰍沢」の二席。久々の喬太郎さん。後者は、江戸の法華信者が、雪深い冬の身延で遭遇した血も凍るような恐怖を描く(あらすじはこちら)。もとは三遊亭圓朝が三題ばなしの会で発表した噺だとか。映像が浮かんでくるような深い描写力はさすが、喬太郎

昼食後、ヴィレッジヴァンガードに寄る。奥ちゃんは取り憑かれたように『横尾忠則グッズ〜魔除猫〜』のガシャポンに小銭をつぎ込んでいた。店内に諸星大二郎の描いたブッダみたいな小さな仏頭があったので、よく見てみたら「香炉」でやんの。お釈迦さまの胸元に線香ぶっ刺すなんて罰当たりにもほどがあると思ったので、(出来もよかったし、399円で安かったし)迷わず救出。


罰当たり仏教グッズのスリーショット?


帰りがけに下北沢北口の一番街商店街を通る。明治時代からつづく「しもきた天狗まつり」とゆーのを毎年開催しているそうだが、由来が原湛山(東大で初めて「印度哲学」を講義した明治の傑僧)と知ってびっくり。下北にしてはすごく落ち着いた雰囲気の通りだけど、面白そうな店がいくつもあった。水煙草(水パイプ)屋さんがあって、えらい繁盛してたな。とりあえず一休みしようとcafe useとゆー店に入ったが、久しぶりに喫茶店らしい喫茶店に出会えてうれしかった。

ひとしきりリフレッシュして、夜からお寺へ。Dhammacastを更新(今回も素晴らしい法話)したり、「猫の日」のお布施をいただいたり、液晶が故障したノートパソコンの保証書を探したり……しているうちに夜は更けた。

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〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜

これ、完全に間違いでした。東大で初めて「印度哲学」を講義したのは、原坦山です。