出入息念経 Ānāpānassatisutta 講義



PR:スマナサーラ長老の講演と冥想指導が一日で受けられる!10月10日初期仏教一日体験会


さて。レンタルサーバのトラブルでしばらく作業不能状態だったDhammacast(スマナサーラ長老の法話ポッドキャスティング)をようやく更新できた。山口県誓教寺での出入息念経 Ānāpānassatisutta(アーナーパーナッサティスッタ,中部118経)講義です。ちょっと濃いけど、気になっている人も多いテーマではなかろうか。

呼吸の観察を通じた四念処の実践を説いた経典としてテーラワーダ仏教で重視される出入息念経。スマナサーラ長老はこの経典の説かれた背景にまで踏み込んで、冥想修行者のみならず、ひろく仏教に関心のある方にも資するような包括的な仏道論を展開されています。この講義には「仏道」のすべてが簡潔に網羅されていると言っても過言ではないでしょう。


実はここ数年、スマナサーラ長老のヴィパッサナー指導が肌に合わない修行者が「なんで長老はアーナーパーナを教えないんだYO!」と難癖をつけるケースにやたら何度も出くわしてきた。しかしこの講義を聴けば、長老の深謀遠慮が「ああ、なるほど」と腑に落ちる人は腑に落ちるはずだ。サンガもこの講義と『中継車経』講義あたりをカップリングしたパーリ経典シリーズの新作企画を立てるといいんじゃないかと思う。


〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜