朝カル「クリーンな生き方」第2回(1月29日の備忘)

1月29日18:30より、朝日カルチャー(新宿)初期仏教入門2007年1月〜3月期「ブッダが推奨する「クリーン」な生き方 〜「キレイ」と「キタナイ」の舞台裏を暴く〜」の二回目があった。タイトルは、「劣悪な環境よりもっと怖いもの (あなたを蝕む「精神汚染」の危機」。メモからあらすじを書写すると……

  • 全ては「生きる」から存在します。
  • 「生きる」とはこころ(認識)のことです。
  • 私たちが生きる世界、すなわち「知る世界」は主観の殻に覆われています。
  • 私たちは「外界が自分を支配している」と信じているので、外界を変えようとします。
  • 「世界が私の思考に一致しなければならない」という前提で生きています。
  • 認識すると貪瞋痴が現れる。それは大した問題ではないが、貪瞋痴が認識する対象の所為だとして、外と対立することになる。貪瞋痴が増幅する。執着が強くなる。
  • 自分が作った感情(貪瞋痴)が自分を支配するのです。
  • 我々の生き方そのものが無駄な行為で溢れています。
  • 「生きている」とは思考の流れです。感情で思考が回転してるのです。
  • 知ることは自給自足です。こころは自分でエネルギーを発生しつつ、無限に回転します。
  • 感情が知る機能を管理します。先に結論つけてものを観ようとする。結果、上手く行かない。
  • そこでこころは内回りになって、外のデータと関係なく考える(妄想)することになる。
  • 「妄想の帝国」を作るのです。
  • 妄想(中身は貪瞋痴)の悪循環から誰も逃れられません。
  • 自己回転の妄想ループはエンドレスの内回り。回転するたび、感情は強化される。
  • 妄想はこころのガン細胞。妄想する生き方は趙ヤバイ生き方です。
  • 関連ある・なしに関わらず皿に妄想して、アリ地獄から抜けられなくなる。
  • 妄想することで能力が急激に低下します(とゆージャータカもありますよ)。
  • 汚物たる妄想が生きる衝動になっている。ゆえに生きること自体が不浄になるのです。
  • 私は私が創造した世界に生きています。
  • 「ものの本性」は決まっていません。見方によるのです。
  • 「私が見ている東京は私がつくった東京。皆様はそれを知りません」
  • 世界は美しいか、醜いか、敵か、味方か、すべて自分次第。
  • 初対面の人でも、敵だと思ったら、相手が本当の敵を演出します。
  • 認識するときは好きな色を塗って認識する。だから天文学者が観測する宇宙も自分が作った宇宙なのです。
  • 我々の感情・妄想にあわせて、世界が演出してくれます。
  • 感情が認識させるから、自由意思で認識することは出来ないのです。
  • 感情は汚物。自分に攻撃するのです。
  • だからストレスが溜まる疲れる世界になっています。
  • 身体はこころが築くものです。
  • 肉体の管理が大変なのは、汚れた心が原因です(不浄なこころが作った身体ですから)。
  • 物が汚いのではない。人の心が汚いのです。
  • 妄想という汚物が自分の生き方を蝕むのです。

自転車だとゴータミー精舎から住友ビルまで20分弱だな。遅い夕食は幡ヶ谷駅前のダルビッシュでフィッシュカレー。

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〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜