2005-01-01から1年間の記事一覧

表の日記より

自由の森学園での授業と講演「生き方としての進路」 10月27日、管理教育批判・偏差値教育批判が花盛りだった頃、それを乗り越えるべく自由と自立への教育を掲げて開校。各界に喝采をもって迎えられたものの、教育理念の深いところはともかく(?)分かりやす…

表の日記より/『ブッダの実践心理学』そろそろ発売?

不滅の男 エンケン対日本武道館

先週土曜日(22日)のレイトショーで対戦してきました。遠藤賢司の武道館無観客演奏会を完全収録した純音楽ムービー「不滅の男 エンケン対日本武道館」と。僕にエンケンの物凄さを教えてくれたあの人やこの人やが「へぇ、まだエンケン聴いてるんだ」と半ば冷や…

不滅の男 エンケン対日本武道館

『死後はどうなるの?』反響ちらほら

死後はどうなるの?作者: アルボムッレスマナサーラ,Alubomulle Sumanasara出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2005/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 34回この商品を含むブログ (10件) を見るスマナサーラ長老の新刊『死後はどうなるの?』の反響がち…

Buddhist HymnsLibrary

マレーシアはペナン島にあるテーラワーダ仏教寺院Mahindarama Buddhist Templeに、Buddhist HymnsLibrary っつーのがありました。英語のフォークソング風ですが、草創期のレゲエにも通じる心地よいいなたさがまぁ、悪くないです。Visarad Srima Ratnayaka さ…

灯りを求めて

昨日は笹塚まで、切れたままだった精舎玄関の照明、事務所と男子トイレの蛍光灯、仏壇のお灯明をお買い物。灯りに関わるものばかりでした。仏教では「目を病む人は灯りをお布施するといい」ということも言われます。すべてお布施で成り立っているお寺のこと…

灯りを求めて/Buddhist HymnsLibrary

『靖国問題の原点』再評

以前もオススメした三土修平著『靖国問題の原点』の書評です。他の用途で今年の8月に書いた文章ですが、小泉首相が靖国でお賽銭あげたニュースに便乗して掲載します。こちらの感想に加筆したものです。他所で好意的な書評も出てきているようですが、ネット…

スリランカフェスティバル大盛況

速攻レポートはこちら。他、備忘録的に。 開会式(15日)での加藤紘一さんのスピーチは心がこもっていてよかった。昨年の福田某さんの挨拶はまったく印象に残らなかったが…。 協会ブースには明石康さんも見学に来られた。熱心にとはいかないけど、一通りいろ…

スリランカフェスティバル大盛況

宝泉寺合宿/スリランカフェスティバル

8日の四谷区民ホールでのスマナサーラ長老講演会の後片付けもほどほどに、京都へ。京都府野田川町の宝泉寺で開催された初期仏教宿泊実践会(ヴィパッサナー瞑想合宿)から13日夜、帰宅。自分の性格的なダメさがかなりはっきり見えてしまったように思います。…

「ラディカルブディストから見た浄土真宗」を読んで

築地本願寺新報2005年10月号に、評論家の宮崎哲弥氏のインタビューが掲載されています。 行を相対化していく最近の仏教ブームは教学的や座学的なものじゃなく、テーラワーダ(南方)仏教系の修行的なものです。それが一概に悪いこととは思いませんが、私が違…

聖蹟桜ヶ丘の入佛式

10月5日、日本テーラワーダ仏教協会前会長の鈴木一生(照智一生)師のお寺、仏栄山明観寺で入佛式の法要がありました。導師をされたスマナサーラ長老、会員の森田さんと一緒に僕も参加しました。鈴木師のお寺は聖蹟桜ヶ丘から自動車で五分ほどの閑静な住宅街…

自殺率が高いのは輪廻思想の所為?

インドや(なぜか)日本とか、輪廻転生の思想が根付いている国は自殺に抵抗感がなく、自殺率が高い、という説があるらしいです。「どこかで聞いた話」としてまことしやかに語れているようなのですが、本当なのでしょうか?と思って調べてみたら、人口10万人…

連続法話「こころのしくみ」ポッドキャスト配信中

現代テーラワーダ仏教(上座仏教)界の傑僧、A.スマナサーラ長老による5回連続の特別講義を完全収録した「こころのしくみ」をポッドキャスト配信中です。※本日、第5回(完結編)を配信しました。■Theravada Online ゴータミー精舎日記:Dhammacast「こころ…

リベラルブロガーの出家体験

巡回するというわけではないが時々読む、R30::マーケティング社会時評とゆーブログに、「人の死を直視するということについて」なる記事があるのに気がついて、正直、ちょっとした驚きをもって読みました。 大学生の時、とある事情からタイの田舎で出家した…

日本仏教の「新興宗教化」は命取り

またまた、tenjin95さんという曹洞宗のお坊さんが主催されているブログ『つらつら日暮らし』の「えっ!大乗仏教は本当の仏教ではないんですか・・・?」というエントリへのコメント転載。このやりとりを受けて、というわけではないそうですが、tenjin95さん…

立正佼成会のお会式

ご近所ということで立正佼成会のお会式を観に行ってきました。脳がしびれる団扇太鼓と鉦(チャンチキ)のリズムに合わせて、垂直に伸びたデコラティブな万灯(纏)を力いっぱい振り上げる万灯練供養は、他の祭ではなかなか見られないようなカッコよさでした…

立正佼成会のお会式/日本仏教の「新興宗教化」は命取り

大乗仏教というニッポンの難儀

前回に続いて、tenjin95さんという曹洞宗のお坊さんが主催されているブログ『つらつら日暮らし』の「えっ!大乗仏教は本当の仏教ではないんですか・・・?」というエントリへのコメント転載。tenjin95さんの希望でリンクは外してあります。読みたい人は勝手…

仏教原理主義は悪くない?

※註:tenjin95さんの希望でリンクを外しました。広い世界には「来たれ、見よ」と言うことができない「仏教」もあるようです。tenjin95さんという曹洞宗のお坊さんが主催されているブログ『つらつら日暮らし』に「えっ!大乗仏教は本当の仏教ではないんですか…

母校から

27日、母校からのお客さん(恩師と後輩)を職場(ゴータミー精舎)にお迎えしました。ちょっと照れくさい気分でした。せっかくスマナサーラ長老にお時間をとっていただいたのに、あまりにも成り行き任せの場になっちゃった。みんな満足したみたいだけど、も…

死後はどうなるの?

死後はどうなるの?作者: アルボムッレスマナサーラ,Alubomulle Sumanasara出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2005/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 34回この商品を含むブログ (10件) を見るA.スマナサーラ長老の新刊『死後はどうなるの?』(国書刊…

道元の和歌

道元の和歌 - 春は花 夏ほととぎす (中公新書 (1807))作者: 松本章男出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/07/26メディア: 新書この商品を含むブログ (13件) を見るおとつい実家に行った帰りに購入。人しれずめでし心は世の中のただ山川の秋のゆふぐれ…

増支部五集第六蓋品より

増支部五集第六蓋品五十九 一 比丘衆よ、老年に出家せる人にして五法を成就せるものは得難し、何をか五とす。 二 比丘衆よ、老年に出家せる人にして聡敏なる(頭が冴えていること)は得難し、行儀の円足せる(行儀がしっかりしていること)は得難し、多聞な…

古仏教・新仏教

世界六大宗教101の常識―世界の宗教の教義と歴史が面白いほどよくわかる (パンドラ新書)作者: 大澤正道出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2005/09メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る表紙の派手さに惹かれて立ち読みした宗教概説本ですが、仏…

『別冊宝島』は宗教オンチで恥をかきすて

宗教がわかると世界が見えてくる―キリスト教・イスラム教・仏教のライフスタイル&マナー (別冊宝島)出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/08メディア: ムック クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る『宗教がわかると世界が見えてくる―キリスト教・…

開票速報オフ

11日は天候も不安定でしたが早々に投票を済ませて、夜は友人と開票速報にかこつけて一席設けました。居間では午後8時から自民圧勝とのアナウンスが流れ、新聞各紙による事前の世論調査で報道された(誘導された?)以上の結果となりました。僕は選挙区も比…

誰かを食いものにしていないか

JMM No.340 Monday Edition 2005年9月12日 ====質問:村上龍============================================================Q:627 総選挙の争点である郵政民営化は、「アメリカ政府の要望」でもあり、民営化されたら「郵貯・簡保の国民の資産がハゲタカ…