表の日記より

自由の森学園での授業と講演「生き方としての進路」
10月27日、管理教育批判・偏差値教育批判が花盛りだった頃、それを乗り越えるべく自由と自立への教育を掲げて開校。各界に喝采をもって迎えられたものの、教育理念の深いところはともかく(?)分かりやすい新機軸が悉く時流に絡めとられもはや「古く」なってしまい、しかし自校を方向付けた「(かつての)新しさ」なるものへの拘り愛情から(まるで日本の大乗仏教みたいな)自縄自縛に陥って廃校カウントダウン中(言いすぎ?)の母校に、スマナサーラ長老をお連れしました。選択講座授業のゲスト講義も、放課後の進路部講演会もたいへん盛り上がりました。スマナサーラ長老の誤魔化しの一切ないダンマトーク(真理の言葉)は、後輩の生徒達、先生方にも、確かな何かを残したと思います。これから母校がどうなっていくにせよ、法施の橋渡しという形で、自分にいまできる範囲で最善の恩返しはちょびっとだけど果たせたかな。