サンガジャパンvol.12/春秋2013.1に寄稿・他

 
ブログの方、ご無沙汰してます。TwitterやFBに引き篭っていて、久々に「外に出た」気分です。
 
気がつけば年の瀬。今年はスマナサーラ長老の単行本を新刊で10タイトル(全面改稿の文庫含む)出せました。他に文庫化・新書化が8タイトル、日本テーラワーダ仏教協会の機関誌が月刊で12冊&連載まとめの施本、季刊のサンガジャパン4冊、他にカレンダー企画やら雑誌企画やらと、昨年に比べても出版点数の多い年でした。あと、3月には阿佐ヶ谷ロフトAで仏教書ナイトもやりましたね。そのへんのまとめもちゃんとしなければと思っていますが、今回は、寄稿の告知です。
 

サンガジャパン Vol.12(2013Winter)

サンガジャパン Vol.12(2013Winter)

季刊の仏教雑誌サンガジャパンvol.12に寄稿しました。「パーリ三蔵読破への道第12回 仏陀再誕はあり得ない―新興宗教から『聖☆お兄さん』までを貫く心性とその出離―」です。こちらのブログで断続的に論じた内容をブラッシュアップしました。他に前回の記事に関連してパーリ長部『梵網経』について補足と解説をしています。スマナサーラ長老の「瞑想による「無常=苦=無我」の観察」他読み応えある原稿がけっこう盛りだくさんなので、手にとっていただければ幸いです。
 

それから、老舗の仏教系出版社、春秋社の月刊情報誌『春秋』2013.1号に書評「ウパーシカー仏教の誕生ーー在家女性信者の誕生 この一冊!天野和公著『ブッダの娘たちへ』」を寄稿しました。4頁と長いのでそれなりに読みではあるでしょう。例によって我田引水の現代仏教論もかましておりますが……。仕事とはいえ、何日間も人妻のことを延々考え続けた割には、ずいぶん爽やかな文章になっていると思います。
ブッダの娘たちへ: 幸せを呼びさます「気づき」の仏教

ブッダの娘たちへ: 幸せを呼びさます「気づき」の仏教

『春秋』はおっきな書店などで配布されているので、お買い物のついでにでもゲットしてください。職場のゴータミー精舎の玄関にも置いてあるのでご自由にお持ちください。あと天野和公さんの『ブッダの娘たちへ』はとてもいい本なのでぜひ、買って読んでください!
 
〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜