『ブッダの実践心理学3 心所(心の中身)の分析』いよいよ

今日、サンガのタコ社長がアビダンマ講義シリーズ『ブッダの実践心理学3 心所(心の中身)の分析』(アルボムッレ・スマナサーラ 藤本晃 本体3300円 ISBN978-4-901679-30-5)見本をスマナサーラ長老に届けるためにやってきた。いよいよ数日中に書店に並ぶ。コアな読者の多い『ブッダの実践心理学』だが、第三巻「心所(心の中身)の分析」はこれまで以上に実践性・実用性の高い一冊だ。はじめてアビダンマに触れる人には、本書を入り口にすることを強くお勧めする。「心所」とは「心の中身・心の成分」である。だから、別に禅定修行の経験がなくても、自分自身のこころのはたらきに引き寄せて、反省しながら実感しながら読み進められるのだ。アビダンマが「実践心理学」たる所以を、とゆーよりスマナサーラ長老がアビダンマを現代人のための実践心理学として再構築した妙技を、前2冊に比していちばん濃厚に味わうことができるだろう。この本に関しては前二冊よりも寺男の貢献度?は高い(笑)。だから売れてもらわないと困るとゆー気持ちもないわけではないけど、帯にある「52種類の心所を学ぶことで、心の病の治療から人格完成(悟り)にまで至る幸福への道が開かれる」という言葉は決して過言ではない。

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〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜