ブッダ――大人になる道

ワンギーサ師はFさんのお布施を受けた後、熱海へ。今月は熱海の瞑想合宿が火曜日からに繰り上がってスタッフは熱海に大移動。金曜日に祝日が入っていることもあって事務局はほぼ開店休業だ。それでも来客は絶えない。午後、山形にある寺院の方が訊ねて来られた。いろいろな巡り会わせで、11月にお寺の法事に招かれて講演をすることになったのだ。話が弾んで日が暮れるまで歓談した。二日分のアイデアは一応まとまっているんだが、まぁあたって砕けろだな。

夕刻、筑摩書房のSさんが11月初旬に出る※スマナサーラ長老の新刊『ブッダ――大人になる道』ちくまプリマー新書48)の見本を届けてくださった。高校教諭をしているKさんの発願で、かなり時間と手間をかけて編集した本だ。内容にはかなり自信があるし、プリマー新書のターゲットである中高生から大人まで、広く長く読み継がれるだけの普遍性と耐久性のある本になったと思う。見本の束はいの一番に本堂のお釈迦さまにお供えした。三宝のご加護によって、より多くの人にブッダの教えが届きますように。

※書店への配本は11月7日頃になるとのこと。

『ブッダ――大人になる道』ちくまプリマー新書048

アルボムッレ・スマナサーラ 著 2006/11/06
定価798円 新書判176p ISBN:4480687491

目次
  第1章 ブッダ――大人になる道
  第2章 ブッダはなぜ出家したのか
  第3章 ブッダ心理学、基礎の基礎――心とは何か?
  第4章 世界に居場所を見つける――地球サイズの人間になろう
  あとがき


〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜