「仏像食玩」新シリーズ

なぜか購読している『日経MJ』で紹介されていた「仏像食玩」新シリーズ。「向吉悠睦(むこよしゆうぼく)の世界 現代仏像コレクション 第2弾」。向吉悠睦氏(あさば佛教美術工房)本人の監修のもと、彫刻作品をプラスチックで復元。ボーフォードジャパンから9月20日以降に、サークルKサンクスなどで発売とのこと。全8種類 各525円。第1弾は見逃していたけど、写真を見る限りなかなか品のいいつくりです。伝統寺院の仏像をモデルに食玩にするとなると、企画段階でアウトの場合も多いらしい。現役の仏師とタイアップという路線は興味深い。
ラインナップは、1:登竜門(昇り竜?)2:帝釈天 3:琵琶弁天 4:阿弥陀如来 5:大日如来 6:文殊菩薩 7:摩耶夫人 8:聖徳太子
なかでも摩耶夫人は中宮寺弥勒菩薩をモデルにしてるみたいで素敵です。あと弁天様の出来も気になるな。聖徳太子は……粗末に扱うと祟られそうだけど大丈夫か??
仏像食玩の先駆けであるカバヤの『世界の神話』シリーズ「仏教神話編」「密教曼陀羅」は原型をボークスが担当しただけに、非常に完成度が高かった(シークレット含めて全部持ってるもんね)。後発企画のラナ「仏-BUDDHA」シリーズは原型・彩色ともにイマイチ(第一弾のみの感想)だったので、集めるのをやめた。ボーフォード作品はどんなものだろうか?とりあえず何個か買ってみようと思う。そのうち仏教美術の展覧会なんかでも、限定仏像フィギュアの発売とか一般的になるんだろうな。