純邦楽聴きはじめ
フィッシュマンズにしばらく嵌って、もうこっちを弄っても得るものは少ないな…と思いきったわけではないけれど。年末にスリランカ伝統音楽の高名なミュージシャン一座がゴータミー精舎を訪ねたのですが、その席でスマナサーラ長老と日本の伝統音楽について雑談したことをきっかけに、いわゆる「純邦楽」を聴いてみたくなったのです。で、買ってみたのが以下の音源。iTunes Music Store はこのジャンル弱いので、東儀さんの以外はCD買いました。
- アーティスト: 東儀秀樹
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/01/01
- メディア: CD
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素晴らしい。ゆいいつiTunes Music Store にあったそれらしき音源。遠藤賢司の音楽の原体験は越天楽だったとゆー話をどこかで読んだ気がします。神道に取られているようでいて、雅楽は正真正銘、仏教音楽なのでした。
- アーティスト: 江戸消防記念会第五區木遣会
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2001/05/16
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これは何だか分かんないけどDNAレベルで好きな音。日露戦争の当時、江戸の身体を残した日本兵は木遣りをうたいながら敵陣に突っ込んでいった…とゆー話を大月隆寛さんから聞きました。また、こちらで聴ける諏訪市木遣り保存会の名人・小松昇さんによる木遣りはまさに生命普遍の呼び声とゆー感じ。猫も飛び起きます。
- アーティスト: 愛八
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2000/07/26
- メディア: CD
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高校生のとき、僕がインドネシアかなんかの民族楽器をビンビンやってたら、じいさんが「わしゃ、三味線みたいな音を聞くと、妹たちが芸者に売られて行ったときの事を思い出して…」とボソッと言ったことが思い出されます。その所為ではないけどお座敷モノはちょっと苦手だったのですが、昭和6年録音の本作はとてもよいです。凛とした唄と三味。
- アーティスト: 琵琶
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 1999/10/22
- メディア: CD
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ちょっとムラあり。講談と琵琶の女流は、あまり好きではないのかも。
- アーティスト: 善養寺恵介
- 出版社/メーカー: 日本伝統文化振興財団
- 発売日: 2004/08/21
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虚無僧尺八の楽曲を継承している方だそうです。午前四時のBGMとしてパワープレイ中です。今回買った中ではいちばん聴いてるな。つぎのはポップスだけど、
- アーティスト: Caravan
- 出版社/メーカー: rhythm zone
- 発売日: 2005/11/09
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あーこーゆーのもあるんだぁ。音も歌もとてもいいです。ぜんぜん滑ってなくて堅実誠実。以上すべて、現代の日本人がやってる(愛八さん除く)、僕が聴いてかっこいい音楽でした。
〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜