フィッシュマンズ

Aloha Polydor

Aloha Polydor

なぜかこれまで聴き流していたフィッシュマンズに、いまさら嵌っています。再評価の報道に曳かれて、とゆーよりは、ひとえにiTunes Music Storeの所為だな。フォロワーっぽいバンドは、あらかじめものすごく自分の身の回りの狭いところに防御線を引いた歌詞の世界に篭って、ディテールはダブのぼやぼやした音で誤魔化して、あとは空でも見上げて花鳥風月を歌いましょう…という構えでいる(大雑把にいえば)けれど、フィッシュマンズは世界の悪意とじっと対峙しながら、生きることの境界線をギリギリ踏みしめて歌をつくっていたのね…という感想をボワッと抱きました。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜