人みな我飢を知りて人の飢を知らず、(沢庵和尚の法語より)

沢庵和尚の「東海夜話」より。自己中心性に囚われた状態こそ放逸(パマーダ,気づきのないこと)に他ならないと述べています。

一、人みな我飢を知りて人の飢を知らず、ゆゑに人を憐むの心なし。我飢を知りてはなんぞ人を憐まざらん。放逸の人はたゞわれを知りて人を知らず。(巻之一)

 出典:国立国会図書館デジタルコレクション - 禅門法語全集 : 詳註邦文. 第1巻

不動智神妙録 (現代人の古典シリーズ 7)

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沢庵禅師逸話選

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日本の禅語録〈第13巻〉沢庵 (1978年)
 

 ~生きとし生けるものが幸せでありますように~