朝日カルチャー「争いの原因」

午前中学芸大学でrjミーティング。18:30から新宿朝日カルチャーセンターにて、スマナサーラ長老の公開講座『ブッダに学ぶ幸福な「人間関係」〜人々との「心のふれあい」が人格を育む〜』第2回「争い・諍い・葛藤が起こるのは何故か?〜人間関係のネガティヴ要因」PC助手。

夫婦喧嘩から戦争まで、無数にあると思われる争いは、実はたった一種類しかありません。それは意見の対立です。「私が正しい」という前提があるので、だれも納得の行く解決を見いだせないのです。

ブッダが定めた「論争」ルールの詳解、釈尊でさえ比丘同士の争いを治められなかったというエピソードなど、今日の講義だけで新書本一冊できそうな密度とまとまりを感じた。

十牛図入門―「新しい自分」への道 (幻冬舎新書)

十牛図入門―「新しい自分」への道 (幻冬舎新書)

横山紘一『十牛図入門―「新しい自分」への道』(幻冬舎新書)

恭文堂書店で購入。唯識の大家が禅の十牛図を唯識的に解説。途中までそこそこ仏教の本だったが、「普遍的ないのち」とか言いだすあたりから、俄然、雲行きが怪しくなってくる。結局は、仏教の言葉を換骨奪胎した「生命主義」賛歌である。唯識って昔からファシズムにもエコロジーにも応用可能な、ゆるい幇間(たいこもち)思想としてよく使われてきたから、それほど突飛な流れではないんだけどね。まぁ、これはこれで。

昭和三十年代主義―もう成長しない日本

昭和三十年代主義―もう成長しない日本

浅羽通明『昭和三十年代主義―もう成長しない日本』(幻冬舎

こちらも恭文堂書店で購入。浅羽先生の新作。福岡の往復にでも読もうかな。

チベット危機に関する平和的全面解決を求める日本政府に対する公開書簡への賛同者を募っています。署名2000名突破!一通一通のメッセージがこころに沁みる。

チベット問題で獅子奮迅の言論活動を続ける宮崎哲弥氏が賛同のメッセージを寄せてくださった。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜