福岡出張/協会「チベット」声明その後/初期仏教一日体験/動物感覚

18,19両日、福岡出張。19日の午前10時から、福岡市内の福岡市健康づくりセンターあいれふにて、九州初となるスマナサーラ長老のイベント『お釈迦様の教え〜惑わされない生き方〜』が開催された。約160名が参集。定員の関係でお断りした方も多かったそうだ。九州大学に留学中のスリランカ青年僧もかけつけ、充実した熱気溢れる会となった。講演会の実現に奔走された水町さん他ボランティアの皆さんに感謝&随喜します。講演の模様はDhammacastにて配信予定。

ブッダ―大人になる道 (ちくまプリマー新書)

ブッダ―大人になる道 (ちくまプリマー新書)

水町さんがスマナサーラ長老とであうきっかけとなったのは、『ブッダ 大人になる道』(ちくまプリマー新書)だったそうだ。

すでに10月には福岡ともう一箇所でスマナサーラ長老の大規模な講演&冥想会の開催が決まっている。会場では「ひじる日々」読者の方が声をかけてくださった。恐縮です。長老とパドゥマ沙弥と新大阪で別れ、19日深夜に帰京。


日本テーラワーダ仏教協会の「チベット問題について〜歩み寄りと和解を願う声明〜」が4月17日付けの『佛教タイムス』『中外日報』両紙で紹介されていた。また声明を読まれた(社)日中友好協会の広報部長様からも丁寧なお手紙をいただいた。コメント欄にもいろいろな意見が寄せられている。


7月6日(日)に文京シビックホール(定員約1800名)にて開催される2008年度 初期仏教一日体験会『もしもあなたが「悩んで」いるなら ―「苦しみ」こそ幸福のヒントです―』(講師アルボムッレ・スマナサーラ長老)の受付がはじまる。

動物感覚―アニマル・マインドを読み解く

動物感覚―アニマル・マインドを読み解く

『動物感覚―アニマル・マインドを読み解く』
作者: テンプル グランディン, キャサリン ジョンソン
メーカー/出版社: 日本放送出版協会


福岡のホテルで読了。自閉症の動物科学者が、自らの特殊な認識世界を橋渡しに用いて、人間に「動物のこころ」を理解させるべくものした画期的な大著。これは『ブッダの実践心理学』シリーズの関連書籍として読むことをおススメしたい。決してとっつきやすい本ではないが、「一切有情」のこころの分析たるアビダンマを学ぶ人ならば、べらぼうに面白く読めると思う。

ブッダの実践心理学 (アビダンマ講義シリーズ―物質の分析) (アビダンマ講義シリーズ (第1巻 物質の分析))

ブッダの実践心理学 (アビダンマ講義シリーズ―物質の分析) (アビダンマ講義シリーズ (第1巻 物質の分析))

アビダンマ講義シリーズ〈第2巻〉心の分析―ブッダの実践心理学

アビダンマ講義シリーズ〈第2巻〉心の分析―ブッダの実践心理学

アビダンマ講義シリーズ〈第3巻〉心所(心の中身)の分析―ブッダの実践心理学

アビダンマ講義シリーズ〈第3巻〉心所(心の中身)の分析―ブッダの実践心理学

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜