書物の運命〜夢酔独言〜山本玄峰
- 作者: 池内恵
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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同世代の書き手として注目してる池内恵の『書物の運命』をバラパラめくる。「抜き書き勝海舟語録」の項を読むうち、久々に海舟と父ちゃん勝小吉の禁断症状が……。
- 作者: 勝小吉,勝部真長
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1969/05
- メディア: 新書
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- 作者: 勝小吉
- 出版社/メーカー: 教育出版
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
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- 作者: 勝海舟,江藤淳,松浦玲
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/10/09
- メディア: 文庫
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- 作者: 山本玄峰
- 出版社/メーカー: 大法輪閣
- 発売日: 1994/05
- メディア: 単行本
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ついでに書くけど一時出家中、スマナサーラ長老がスリランカに帰国されている間、心の支えとゆーか座右の書になったのは山本玄峰老師の『無門関提唱』だった。最晩年の講話集。実はまだ読了していないんだが、これが先述の『夢酔独言』とか宮元常一『忘れられた日本人』とか明治時代のインタビュー集『唾玉集』なんかにも通じる痛快な面白さなのである。しかも仏法の捉えかたがひじょーに現代的。ふつうの仏教書を読んでも絶対に出てこないようなインサイダー情報の宝庫でもある。仏教書はちょっと……と食わず嫌いしている人文書中毒にもおススメだ。タイムマシンがあったら、スマナサーラ長老と対談して欲しいわ。こりゃぁ、二十世紀最高の禅籍かも、と惚れた欲目で思っているところ。
門より入る者は是れ家珍にあらず。縁によりて得る者は始終成壊す。(『無門関』自序)
- 作者: 帯金充利
- 出版社/メーカー: 大法輪閣
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
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数年前に出た伝記もまためっぽう面白いので、どうぞ。
- 作者: 田中清玄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1993/09
- メディア: ハードカバー
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山本玄峰老師の在家弟子としても知られる“フィクサー”田中清玄の自伝。昭和裏面史を語る上で欠かせない怪著。
〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜