カティナ衣法要・入管での「受難」

ゴータミー精舎にて雨安居明けのカティナ衣法要(リンク先はおととしの記事)が行われた。ゲスト参加された韓国曹渓宗のお坊様を含め、ミャンマー、スリランカ、日本の比丘サンガにカティナ衣とお食事や諸々の品物をお布施することができました。この功徳を読者の皆様にも廻向いたします。

今回、スリランカからカティナ法事のために来日されたアマラプラ派の高僧の方々は、昨夕成田に到着されたが、入管で交通手段がなくなるギリギリの深夜まで足止めされたそうだ。高齢のお坊様もおり、皆さん疲労困憊されていた。まさか入管が、アジアの仏教僧侶だからと差別して故意に冷遇したとは思いたくない。しかし故国では誰よりも尊敬されている聖職者に対して、国の入り口で礼を失したような態度が取られているとしたら、信仰に関わりなく、同じ日本人として恥ずかしいことだと思う。

入管の職員には、はたして国際人にふさわしい適切な「宗教教育」がなされているのだろうか?