2019年第四回「ひじる仏教書大賞」を発表 佐藤厚『はじめての韓国仏教――歴史と現在』石井公成『東アジア仏教史』大谷栄一『日蓮主義とはなんだったのか――近代日本の思想水脈』法蔵館の三作品が受賞!

ご無沙汰しております。ついに大みそかになってしまいましたが、毎年恒例の企画をやりたいと思います。ブログ主がその年に読んだ仏教書のなかから、これは!と思う作品に贈る「ひじる仏教書大賞」、なんだ2019年かんだ言って四年目になりました。

 

2019年の「ひじる仏教書大賞」は……

 

はじめての韓国仏教: 歴史と現在

はじめての韓国仏教: 歴史と現在

 

佐藤厚『はじめての韓国仏教――歴史と現在』佼成出版社

 

東アジア仏教史 (岩波新書)

東アジア仏教史 (岩波新書)

 

石井公成『東アジア仏教史』岩波新書

 

日蓮主義とはなんだったのか 近代日本の思想水脈

日蓮主義とはなんだったのか 近代日本の思想水脈

 

大谷栄一『日蓮主義とはなんだったのか――近代日本の思想水脈』法蔵館

 

上記3作品にお贈りします。特に副賞はございませんが、受賞者の先生方、おめでとうございます!

 

他の記事でも書きますけど、今年はYouTubeに明け暮れた一年だったので、詳しいレビューも動画でやりました。よろしければご覧ください。

 


はじめての韓国仏教――歴史と現在/韓国仏教史/サバハ/東アジア仏教史 仏弟子の仏教書話5【書評】

 


日蓮主義とはなんだったのか――近代日本の思想水脈 仏弟子の仏教書話3【書評】

 

今回の受賞作に限らず、逆境のなかで面白くて有意義な仏教書を執筆・編集・出版するため奮闘している、知性と情熱を兼ね備えた出版人の皆さまに、敬意と随喜をを表したいと思います。

 

生きとし生けるものが幸せでありますように