日本テーラワーダ仏教協会のKindle本が10タイトルに

たまには仕事がらみの話題で……。日本テーラワーダ仏教教会の電子書籍(Amazonkindkle)がようやく10タイトルになりました。いずれもアルボムッレ・スマナサーラ長老の法話をまとめた書籍です。

施本として刊行して在庫がなくなったもの、雑誌等に掲載した長編の法話、協会の商業出版で絶版になっていたもの、機関誌パティパダーの連載記事などを再編集して、月に1冊程度のペースで順次刊行しています。

幸いなことにアマゾンの月替わりセールにエントリーしていただくなど知名度もあがり、人文部門の上位に入っているタイトルもけっこうあります。折に触れて無料セールなどもやっていますので、ぜひ手に取っていただければと思います。

以下、ちょっとした紹介かねて、10タイトルのリンクを貼っておきます。

最新刊。「感覚の観察」を通して、無常・苦・無我の真理を知り、一切の執着から解き放たれるための道程を記したガイドブック。 ヴィパッサナー瞑想合宿での法話『感覚について ~ヴィパッサナー実践の道しるべ~』と、パーリ経典講義『生きるとは「感覚」のこと Rahogatasuttaṃ(独坐経)を読む ~一切皆苦と「無価値論」の教え~』を収録しました。 人間を束縛する「価値観」の鎖を解き放つ、仏教の「無価値」論とは? スマナサーラ長老が仏道修行の真髄を示した2000年の法話を電子書籍化(初出は協会施本)。より理解を深めていただくために、「無価値」論に関連するQ&Aを付録しました。 世の中で最も危ういものは「こころ」です。「こころ」は原子爆弾のようなものです。その「こころ」を清らかに保ち、暴走して不幸に陥らないように簡単に守る方法があります。 本書でご紹介する「日夜の指針」は、三帰依、慈しみの実践、不浄観察、死の観察をまとめた仏教の詩(偈、ガーター)です。暗記して常に意味を思いおこして念じることで、人生を幸福へと導く最高のお守りになります。 自己を探求する人が「平和の使者」になる。―― 愛も信仰も戦争を止めてはくれません。矛盾だらけの「真理もどき」に振り回され、世界は燃え続けています。安らぎを求める人類に、釈迦牟尼ブッダはどんな答えをだしたのでしょうか?「終戦の日」を迎えたこの時期にこそ読んでほしい「ブッダの平和論」です。 「1」とはなんですか? お釈迦様が幼くして阿羅漢に達した沙弥に問いかけた経典を題材に、初期仏教の生命論、そして喜びを絶やさない心のマネジメント術を学びます。2008年10月に佐賀精舎地鎮祭で行われたスマナサーラ長老の説法をまとめた本編と併せて、月刊『大法輪』(大法輪閣)2008年5月号掲載の「ブッダは心をどう説いたか」も収録しました。 世間一般の「業(カルマ)」の理解というのは、現在の幸不幸に関わる、自分には思い当たらない、よくわからない不可抗力ととらえられているようです。 現在、おもにスピリチュアル・精神世界の分野で親しまれている「業(カルマ)」という観念は、そもそも仏教の世界で精密に研究されてきました。 仏教の開祖であるブッダ(お釈迦様)は、この「業(カルマ)」のエキスパートだったともいわれています。では、仏教では、「業(カルマ)」をどう定義しているのでしょうか?『サンガジャパン』誌掲載作品。 『生きる』とはどのようなことか?」と聞かれたならば、仏教はどう答えるのでしょうか。 お釈迦様がおっしゃった第一の真理があります。それは「生きることは苦である」という真理(苦聖諦)です。本書ではこの「生きる=苦」について、詳しく説明します。『サンガジャパン』掲載の表題作とともに、広島での法話「あいでくるしむのはなぜ? ~愛や「I(私)」と上手に付き合って生きる~」を収録しました。 世の中では、「死」というと何か不吉なもの、恐いもの、不幸なものというとらえ方が一般的だと思います。仏教はまったく反対です。お釈迦様は出家に「死を観察しなさい」と指導しました。日本語では死随念(「死の瞑想」)と言います。「どんな生命でも死ぬ」ということを、自分なりに観察するのです。本書では、この「死随念」の考え方と実践方法を詳しく解説します。名古屋・崇覚寺でのスマナサーラ長老の講演をもとに編集。『サンガジャパン』誌掲載作品。 仕事を宗教だと勘違いしている日本人へ。すべてのビジネスリーダーたちに贈るブッダの福音。山城経営研究所主催で行われた講演『ビジネスリーダーの人間力 ~逆境をはね返すブッダの智慧~』の講演記録をもとに大幅加筆されました。『サンガジャパン』誌掲載。電子書籍化にあたって関連する質疑応答を増補しました。 協会電子書籍の記念すべき第一作です(2013年8月刊)。2005年10月8日に四谷区民ホールで開催されたスマナサーラ長老の初期仏教講演会『気付いたら…もう「幸福」になっていた!〜現代人のための「ブッダの幸福論」〜』を収録したものです。日本テーラワーダ仏教協会の月刊機関誌『paipadā(パティパダー)』Vol.12 No.8(No.130) 別冊として刊行された小冊子をもとに再編集して電子書籍化しました。
Kindle Voyage Wi-Fi、電子書籍リーダー

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Kindle Paperwhite (第6世代) ―Wi-Fi

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電子書籍のお供に、Kindle Paperwhiteもどうぞ!

追伸:

www.amazon.co.jp

2015年8月18日現在、Amazonkindleストア内の仏教カテゴリーで販売されているタイトルは542件ですが、そのうちスマナサーラ長老の書籍が58件になります。1割以上が長老の本ってことですね。すごい!

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~生きとし生けるものが幸せでありますように~