佐賀新精舎での法話メモUP

16日午前、佐賀新精舎で行われたスマナサーラ長老の法話メモを表ブログに掲載。「対機説法」的な部分は適宜編集したけど、すごくいい話だったなぁ。

 農業をしていると、ものごとは毎日変化するというのが、よく見えます。さっきも藤井さんと話していたけど、オクラが育って育って、朝も昼も二回も収穫しないと追いつかない。で、明日収穫するぞ、と思ったら、もう売り物にならなくなってしまう。そのくらい早く変化するんです。みるみるうちに変化する。ものごとは絶えず変化している過程です。一瞬も休めない人生なんです。稲といっしょにわれわれも年をとっていく。麦をつくって、米を作って、また麦を作ってと、休めない。体感していますね、わがままいえないこと、流れの中で生きていかなければならないことを。

文中の藤井さんは、佐賀新精舎の施主でもある自然農法家・藤井敬三氏のこと。子供たちに農作業を通じて「気づき」の大切さを伝えるべく「慈しみと気づきの会」を企画されているそうです。