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他界


昨晩、末期がんの闘病中だった母方の祖母が他界した。孫の拙い読経を通じてだが釈尊のパーリ経典を知り、亡くなる直前まで「慈悲の冥想」にも親しんでいた。後生のことはまったく心配していなかったが、見事に安らかな死に顔だった。


介護を担った母や叔母には苦労が絶えなかったと思うが、床に伏して約三ヶ月、晩年をすごした自宅で、家族に見守られて亡くなったことは、祖母にとってこの上ない、幸せな逝き方だったのではないかと思う。


そういえば、祖父を入院先で見送ってから約10年経つ。この間、病院で死ぬことが当たり前だった終末医療のあり方が劇的に変化していることにも驚かされた。養老孟司先生がずいぶん前に話していたことだが、「総合病院の医師中心の終末医療」から「開業医と連携した(訪問)看護師中心の終末医療」という変化が現実になっているようなのだ。そのうち、ちょっと調べて書いてみたい。


まぁ、それはともかく。


陽子さん、生前はどうもありがとう。あなたの孫に生まれたことを誇りに思うよ。
次の生まれでも幸福でありますようにと、いつも願っているからね。



〜生きとし生けるものに悟りの光が現れますように〜