スマナサーラ長老の新刊

今日は道元禅師のお誕生日だそうだ。そしてスマナサーラ長老の沙弥出家から50周年にあたる日でもある。ゴータミー精舎ではお祝いのお布施会を挟んで、曹洞宗のM師とスマナサーラ長老の対談(サンガ単行本企画の収録)が行われた。

スマナサーラ長老の新刊が三冊。取り急ぎご紹介したい。

まずどれか一冊……というならば、『的中する生き方』をおススメしたい。これほど重厚で説得力のある「道徳」論は、読んだことがない。サンガ新書の10冊中でも白眉の出来だと思う。

的中する生き方―役立つ初期仏教法話〈10〉 (サンガ新書)

的中する生き方―役立つ初期仏教法話〈10〉 (サンガ新書)

『的中する生き方』 役立つ初期仏教法話10(新書)

成功への秘訣。 それは「道徳」です。
「道徳」への扉が開くとき、「智慧」の扉も開きます。
ブッダが教えた道徳のラジカル(過激)な真実!

頭の悪い人が「道徳」を嫌がります。頭の悪い人が語る美辞麗句の「道徳」は、実は「非道徳」です。
賢い人なら「道徳」を守ります。「道徳」を守る人が賢い人間になります。
「道徳」さえあれば乗り越えられない問題はありません。「道徳」さえあれば苦難や悩みに陥りません。
精神的な悩みとは「道徳がないこと」です。最高にクールな生き方とは、道徳的な生き方です。
臆病者、自信がない人、他人がやることを猿真似していれば安心だと思う自尊心がない人などには、「道徳」は守れません。
「道徳」を守る人は勇気のある人、人生を成功に導く人です。勝利者です。リーダーです。
われわれが夢みている理想的な生き方をあっというまに実現するための最短な方法は「道徳」なのです。

『ブッダはなぜ心を重視するのか』 お釈迦さまが教えたこと7(単行本)

「幸福」「不幸」を つかさどるのは 誰?
優れた善友も、一番恐ろしいのも「自分の心」。
心を守り育てるためのお釈迦さまの智慧。
お釈迦さまの説くこの世の4つの真理・法則=一切の生命に普遍的な事実
(1)世は常に変わっていく、常住ならざるもの。
(2)世は頼りにならない、支配、管理できないもの。
(3)この世で何一つも自分のものにはならい。すべて置いて去らなくてはならないもの。
(4)この世は常に満たされない、満足しないもの。
にもかかわらず、人はこれらの事実を決して認めず、物質に執着し、真理や事実に逆らう生き方をしています。いかにして真に独立した自由を獲得し、幸福に生きる道を探したらよいかを、お釈迦さまから学びます。

『幸せをひらく鍵』スマナサーラ長老の悩みをなくす7つの玉手箱〈4〉

幸せになりたいという人は、なれます。いますぐ、簡単に。「明日、幸せになれれば」というのではダメ。幸せになるのは「いま」なのです。いますぐできる幸せチャレンジ。

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