大阪出張(住吉大社・関西月例冥想会)

終日、大阪出張。スマナサーラ長老の開催月例冥想会の会場となった住吉大社境内の武道館でもろもろ打ち合わせ。今年は関西でも新精舎落慶はじめ大きな動きが続きそう。


心がスーッとなるブッダの言葉 (成美文庫)

心がスーッとなるブッダの言葉 (成美文庫)

新幹線から降りると新大阪駅のブックスキオスクに長老の最新刊『心がスーッとなるブッダの言葉』(成美堂文庫)が大きなポップ付きで平積みされているのを発見。

南海電鉄住吉大社駅で下車して、住吉大社へ。神社の鳥居の前を路面電車が走る「昭和」な雰囲気の街だった。

10:00から住吉武道館での午前中の法話と質疑応答。主なテーマは、仏教の三毒である「貪・瞋・癡(痴)」のうち「癡=無知」の危険性に気づき、理性(正見)を確立して生きること。12:30分頃まで密度の濃いやりとりが続いた。

上記のブログで後日、一部の音声が公開されると思います。

午後は14:10から18:30頃まで、初心者冥想指導と自主冥想。広々とした武道館は歩行冥想にも坐禅にも適していて、伝統ある神社の清々しい雰囲気ともあいまって、たいへん充実した時間を過ごすことができた。

お昼休みにちょろっと住吉大社をお参り。


お守り授与所にあった干支の置物(土人形)が素晴らしくかわいくて。


こ……これは……。


そ……そんな……。


……。


次回購入予定。


で、買ったのはこれ。

往復の新幹線で読んだ本。

慟哭の明治仏教(下) 明治篇

慟哭の明治仏教(下) 明治篇

三部作ようやく読了。明治編(下)はわりと散漫だった。偽札疑獄と西本願寺、『歎異抄』再発見、大逆事件と仏教教団の関係など。

久々に落語ものを手に取った。童門冬二の文章には、戦前生まれの東京ネイティブならではの、淡白な人の良さがにじみ出ている気がする。

古語雑談 (平凡社ライブラリー さ 16-1)

古語雑談 (平凡社ライブラリー さ 16-1)

嘆息。こういう「雑談」のできる人になりたい(とうてい無理)。草薙の剣の語源説、『万葉集』の字余り論など読みどころ多し。

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