徳島のパゴダ

日本テーラワーダ仏教協会の月刊機関誌『パティパダー』9月号の入稿日。印刷屋さんがお盆休みなのでちょっと早めの入稿となった。

今日は、1988年にミャンマー(ビルマ)で民主化を求める大規模な学生デモが起こってから20周年の記念日(8888)でもある。

ところで、四国に旅行されていたコーサッラ長老にお聞きしたのだが、徳島市内の眉山に建立されているパゴダ(ビルマ戦線の戦死者慰霊のため)が老朽化しており、その改修資金を市民に呼び掛けて集めているとのこと。

ローカル紙にも記事が出ていた。

眉山山頂の平和記念塔パゴダを修復している「平和記念塔パゴダを守る会」(藤田善史代表)が、改修費に充てる寄付金集めに四苦八苦している。これまでに集まったのは約六百万円で、予定していた一千万円に届かない上、予想以上に床や天井部分の傷みがひどく、改修費が一千五百万円に膨らむため。守る会は「建立五十年を機に、平和の象徴として生まれ変わらせたい」と県民の支援を求めている。
(中略)
パゴダは、第二次大戦中にビルマ(現ミャンマー)戦線で亡くなった六千二百十六人の県出身者を弔うため、遺族らでつくる県ビルマ会が一九五八年に建立した。
寄付金は来年三月三十一日まで受け付ける。問い合わせは改修事業事務局<電088(652)0691>。

ミャンマーのパゴダといえば、北九州市門司の世界平和パゴダミャンマー僧院が有名だが、徳島にも建てられていたとは知らなかった。一度訪れてみたいものだ。県民ではないけれど、パゴダ再建のため、僕もいくばくかお布施させていただこうと思う。

〜生きとし生けるものに悟りの光が現れますように〜