電波男(文庫版)
- 作者: 本田透
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/13
- メディア: 文庫
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電波男 (講談社文庫 ほ 34-1)
作者: 本田 透
出版社: 講談社
一連の「恋愛資本主義批判」の魁となった作品。文庫化を気に読んでみた。
一日かけて、一気呵成に読了。
この人の本はいつもそうだね。途中で止められない。
僕は『喪男の哲学史』から入ったのだが、デビュー作のテンションはすさまじい。毒気もまた。
著者が猛烈にかみついている「負け犬女論争」なんて、そんなのあったかな?とゆー位過去の話に思える。本田透との関わりでのみ後世に語り継がれる程度かもね。全編、30代以上の女性にはキツイ表現が目白押しだが、法眼を開き「喪流果」に達している聖女であれば、莞爾として微笑みを持って受け止められるであろう。
関連書籍も張っておく。
- 作者: 本田透
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: 単行本
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- 作者: 本田透
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- メディア: 単行本
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作者: 本田 透
出版社: 三才ブックス
どれもグイグイ読ませるが、最新作の『世界の電波男』がやはり最高傑作かな。以前も書いたが、巻末の手塚治虫「火の鳥」論は教科書に載せた方がいいYO!
〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜