ジッポウ「平和なれ チベット。」

ジッポウ6

ジッポウ6

ジッポウ6
作者: 仏教総合研究所
出版社: ダイヤモンド社

仏教総合研究所(築地本願寺内)より季刊雑誌『ジッポウ』6(季刊2008・夏 ダイヤモンド社)を献本いただいた。特集記事は「平和なれ チベット。」である。宮崎哲弥中沢新一、ロバート・サーマンらのインタビューが載っている。浄土真宗とチベットとの実は深い関係についても紹介されている。『ジッポウ』は浄土真宗本願寺派が「親鸞聖人七百五十回大遠忌の記念事業」として創刊した仏教雑誌だ。かなり積極的に書店配本しているようだが、実売数はどんなもんだろうか? 雑誌はどれも厳しいからな……。でも、彼岸寺の松本住職が編集総指揮をされているので、今後、どんどんよく鳴るはずだ。個人の希望を言えば、もっともっと文字を読みたい。緩急つけながら『サイゾー』くらいには文字を詰めつつ、読み手を釘付けにしてほしい。

「来たれ、見よ!(Ehipassiko)」の精神で、仏教を前面に出せば出すほど、伸びていくと思うので、『ジッポウ』の今後に期待したい。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜