中国名将列伝/精神科医はなぜ心を病むのか

中国名将列伝―起死回生の一策 (学研新書 28)
作者: 来村 多加史
出版社: 学習研究社
韓信曹操、謝玄、李世民岳飛朱元璋鄭成功、曽国藩。中国史に名を残す八人の名将の略伝と代表的な戦い、人によってはその末路まで描いた列伝。読ませる。

精神科医はなぜ心を病むのか

精神科医はなぜ心を病むのか

精神科医はなぜ心を病むのか
作者: 西城 有朋
出版社: PHP研究所
精神科医の自殺率は異常に高い、重症の精神病に冒されたまま患者を治療している精神科医も少なくない、などなど、ゴシップ的な「つかみ」から入って「海図なき航海」と評される精神医療をめぐる構造的な問題まで深く切り込んだ作品。著者は現役の精神科医。ページ数の割に情報量が多いが読みやすい本だった。

精神科医はなぜ心を病むのか:目次
第1章 他人の心を診る資格はあるか
第2章 精神科医は追い詰められている
第3章 多様化する精神科へのニーズ
第4章 教えてもらえない精神科医―精神科医の育成システムがない
第5章 精神科の診断はあてにならない!?
第6章 薬も満足に使えない精神科医―“薬後進国”ニッポン
第7章 そもそも精神科薬は本当に効くのか
第8章 心理カウンセリングなんてできない精神科医
第9章 精神科医に頼らずにできること―精神医療の未来
附録―ダメな精神科医の見極め方

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜