ウェーサーカ祭一夜明けて/落語会

昨日のゴータミー精舎ウェーサーカ祭は雨天にも関わらず百数十名が参集して盛況だった。お集まりいただいた比丘サンガのお坊様は、スリランカ、タイ、ミャンマー、日本の四カ国から十六名。

午前中のお布施式は、ウィセッタ長老による『無我相経』の日本語での読誦と慈悲の瞑想で幕を開けた(ものすごく感動した……)。佛陀とサンガへのお布施の後は、ミャンマー・サイクロン被災者への緊急支援金をしかるべきルートに託すことができた。

午後の式典では、スマナサーラ長老に加えて、パユットー師『仏法』を訳された野中耕一先生、『悟りの階梯』を上梓したばかりの藤本晃先生にも講演をしていただいた。

仏法―テーラワーダ仏教の叡智

仏法―テーラワーダ仏教の叡智

悟りの階梯―テーラワーダ仏教が明かす悟りの構造

悟りの階梯―テーラワーダ仏教が明かす悟りの構造

その後は、聖糸をまわしての祝福読経と記念品の授与となって、一階での茶話会が和やかに続いての流れ解散になった。受け取り方はそれぞれだったろうけど、企画した本人としてはしり上がりでいい感じの会になったなぁと思う。

25日は、新宿の常円寺でチンナワンソ長老の会が主催するウェーサーカ祭も開催されて、そちらも大入りだったそうだ。大阪岸和田にある日本テーラワーダ仏教協会のアラナ精舎でも、コーサッラ長老をお迎えしてウェーサーカの集いが営まれた。まだまだささやかな法事だけど、ウェーサーカは着実に、日本でも根付いているなぁと思う。

ゴータミー精舎ではウェーサーカ法要のあとに関西新精舎をめぐる会議もあって、懸案がすっきり解決した。いろんな意味で、「協会の新年が明けたなぁ」という感じ。終わったら気が抜けて爆睡してしまったが、一日遅れで表ブログに簡単な報告をした。

今日は家内と甥っ子と三人で、久々に落語会。キャパ800くらいの池袋芸術劇場中ホール(初めて入った)にて柳家喬太郎三遊亭白鳥の二人会。ほぼ満席。2席づつ、たっぷり2時間30分堪能した。

↑こちらのブログに演目とレポートが載ってます。小ホール(喬太郎さん、白鳥さんといえば、何度「小ホール」で観たことか……)では三増紋之助さんが客演していた。こっちも観たかったなぁ。

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来る7月6日(日)に文京シビックホールで開催されるスマナサーラ長老の講演&瞑想実践会。現在、上記リンクからオンライン予約を受付中。

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