いがらしみきお

かむろば村へ 1 (ビッグコミックススペシャル)

かむろば村へ 1 (ビッグコミックススペシャル)

定例の学芸大DMKでのrjミーティング。事務所に献本として置いてあったいがらしみきお(『ぼのぼの』が一大ブームを起した)の新作マンガ2冊、読み始めたら止まらない。『かむろば村へ(1)』『いがらしみきおモダンホラー傑作集 ガンジョリ』ともに、ツボにはまった。2冊とも買って読むことにした。

ミーティングの後、駅前の書店で偶然K川さんに会って、いがらし氏のついてちょこちょこ話を聞いた。
本人のサイトも見てみた。

……充実している。映画評「いがらしみきおの映画ゾンビ」の最終回はなんと。

「インランド・エンパイア」は、リンチのリンチによるリンチのような映画らしいので、あまり興味はなかったんですが、やっぱり寝てしまいました。隣のおねえさんなんかもっとひどい。はじまる前から寝てました。あははは。
というわけで途中で出て来てしまいましたが、こんな映画に超満員、東京は異常です。まぁ、みんなリンチが好きなのかもしれませんが、リンチが好きな人がこんなにいる都市はやっぱり異常だと思います。しかし、リンチは他に撮りたいものがなかったんでしょうか。たぶんなかったんでしょうね。

(太字は引用者)

正月早々、池袋文芸座で「インランド・エンパイア」とアキ・カウリスマキの「街のあかり」2本立てで観たけど、たしかに(前者は)どうかしてる映画だった。エンドロールを眺めながら、「巨匠」が老いて才能が枯渇してくるとやたらとつまらない群舞シーンを撮りたがるみたいだなぁ、とゆー感想が「」と「オペレッタ狸御殿」と「座頭市」を思い出しつつ浮かんできた。そーゆーのが観たい、自分が、とゆーのは、老人の欲としては解りやすい。

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