宮崎奕保禅師逝去

今日も夕方から『パティパダー』巻頭法話の原稿作成。muni(牟尼), moneyya とゆーパーリ語がキーワード。内容は1月20日以降をお楽しみに。
訃報が飛び込んできた。ああ、ついに。

曹洞宗大本山永平寺の78世貫首、宮崎奕保(みやざきえきほ)禅師が5日午前、入院先の札幌市内の病院で逝去された。享年106歳。老衰とみられるとのこと。国内の宗教指導者では最高齢だった。師は兵庫県加西市生まれ。1993年、永平寺貫首、曹洞宗管長に就任した。

永平寺 104歳の禅師」
鎌倉時代からおよそ750年間続く、仏教の曹洞宗大本山・永平寺福井県)の第78代住職の宮崎奕保(みやざきえきほ)禅師(104歳)。史上最高齢の住職はひたすら厳しい戒律を守り続け、その姿は寺で暮らす修行僧にとってはまさに生きた仏のような存在。その禅師の姿を通して、禅とは何か、そして人が生きる道とは何なのかを探る。
104歳を迎えた現在も日々坐禅や写経に励む宮崎禅師は、自らの言葉で教えや思いを語る。それは誰の心にも響く教訓であり、普遍的で美しい。
NHKスペシャル / 2004年6月5日放送 / 約49分)

このNHKスペシャル、ビデオに録画して何回観たか知れない。番組中でちょこっとだけ使われてる立松和平氏との対談、実際はかなり長時間収録したそうだから、ぜひそれだけでスペシャル作って放映して欲しい。日本国は国宝の僧宝をひとり亡くしました。合掌。

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