仙台/SADI カツヤさん

24日、25日と仙台に行った。24日はスマナサーラ長老の講演会「怒らないこと Don't Get Angry」(仙台市情報・産業プラザ)を拝聴。東京からは他にTさんとダンミニー尼が参加。10時半から講演、休憩挟んで質疑応答とヴィパッサナー冥想指導が18時半まで続く長丁場だったが、なかなかよい雰囲気だった。休憩中、「ひじる日々」の読者だという方が声をかけてくださった。法話メモを表の日記に掲載しておいた。

怒るしかない世の中で、怒らないでいることはすごいことです。
料理は準備が大変ですが、あっという間に食べ終えて、片づけにまた時間がかかる。そういう人生で、怒って嫌な気分になるのは当然です。面白くない、退屈というのも怒りです。条件が好ましくない、ということが怒り。条件がそろっていると怒らないのです。愉しいのです。カンカンに怒ることだけが怒りではなくて、嫌な気分、退屈、あー嫌だというのも怒りです。だから、人間は一日じゅう怒ってるのです。


25日は(株)サンガ新オフィスと仙台サラナヴィハーラの開所式。お昼をはさんでスマナサーラ長老へのインタビュー取材(河北新報)も入った。お昼を食べていると、いつもサンガの本でお世話になっているデザイナーのKさんから、「佐藤さん、レゲエ好きなんですね」と声をかけられた。なんとKさんはジャー・KSKバンド(JAH K.S.K & JOMORE STARS)のベーシストだというではないか。いやぁびっくり。ネットを見てみたら、確かにSADI カツヤとして紛れもなくKさんのお写真が……。いやぁ、びっくりした。サンガのホームページでは、Wackie'sでレコーディング経験があるという女性ピアニストが紹介されていて、なんでWackie's?と不思議に思っていたのだが、SADI カツヤさんのご縁だったのか。

東洋大の印哲にいた頃から「レゲエと仏教」がテーマ(何の?)で、折り合い付きそうな付かないような変なバランスでここまで来たんだけど、ここでまた両者が繋がってきたのは面白いな。というわけで、一曲紹介しましょう(JAH K.S.Kじゃないけど)。

spinna b-ill「ライオンの子」

ルーツ系の日本語レゲエでは白眉の名曲かもね。嫌味のないシンプルな歌詞も曲も王道路線ですばらしい。それにしてもspinna b-ill、口でかいなぁ。

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