成道会の講演会

今日は北伝仏教の成道会。若手の僧侶を中心として運営されている、超宗派仏教徒によるインターネット寺院「虚空山 彼岸寺」主催の講演会、『仏になるための仏教講座』 Vol.1「いま生きるためのブッダの智慧」にA.スマナサーラ長老が出講された。ちょっとしたレポートはこちら。成道会に相応しい素晴らしい法会だった。

講演会の後の懇親会で「彼岸寺」を主催するお坊さん達とお話したが、なかには1980年代生まれの人もいて、文字通りの若手グループとゆー感じ。自然体の、もっと仏教を学びたい、人々の役に立ちたい、という真摯な気持ちが伝わってきて感動した。今後ともいろいろ協力できればいいなぁと思う。

にほんブログ村 哲学ブログ 仏教へ

今日気づいたこと……

「他力」を「他人」に向かって説くことは、結局、悪しき「自力」のブースターにしかならない。「他力」を「他人」に説けば説くほど、説く本人の心は自力(自我意識と慢心)の塊になっていく。心はそうやっても自分を騙すのだ。「念仏を信ぜん人は、たとい一代の法をよくよく学すとも、一文不知の愚鈍の身になして、尼入道の無智のともがらに同じうして、智者のふるまいをせずしてただ一向に 念仏すべし」(一枚起請文)と法然上人が戒められたのは、文字どおり、そのとおりなのだ。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜