タイのお坊さん

完全にペース配分間違って午前中ダウン。八王子正山寺のウェーサーカはパス。昼食時、奥ちゃんと代々木公園でやってるタイ・フードフェスティバルをひやかしていたら、渋谷側のいちばん端っこにのブースに、テーラワーダのお坊さん坐っていた。今日は八王子で徳を積み損ねたとくさっていたところなので、ウヒョー!ラッキーとご挨拶してみたら、「わたし、日本人ですよ」と。なんとタイで出家されて32年という日本人比丘Ajahn Mitsuo Gavesako師(アチャン・カウェーサコー)でした。ゴータミーにもお出でいただいたことのある、ニャーナラトゥ師(Ajahn Nyanarato)のお師匠さんだって。タイ森林派のアチャン・チャー(Ajahn Chah)に師事した冥想指導者であり、Maya Gotami fundというNGOをつくって様々な社会福祉活動をなさっている(出家のいきさつやこれまでの活動については財団法人国際平和協会のメルマガで紹介)。後で聞いたら、タイではカリスマ的人気のお坊さんだって。SAORI Hand Weaving as Occupational Therapy というパンフには、津波被災者支援のために行っている手織物工房を用いた作業療法が紹介されていた。もう師のお仕事はいわゆる「開発僧」のそれに連なるのかなと思いました。日本語の説明もあるホームページ。冥想するウサギさんのキャラがかわいい。

タイ・フードフェスティバルは、ものすごい人出で、同会場のスリランカフェスの5倍くらい人がいるように感じた。お花見シート持参でまったりと一日を過ごすという参加者も多く、恒例イベントとして定着している感じ。今年は日タイ修交120周年にあたるとのことで、タイ王国政府のブースでは、菩提樹型の短冊にプーミポン国王の80歳をお祝いするメッセージを書いて七夕のように吊るすイベントもやっていた。僕も極東の一仏教徒として、仏法を大切に守護してくださっている国王様のご長寿をお祝いした。夜、精舎によってご近所さんになるIパクサに正山寺ウェーサーカの様子を聞いたら、やっぱり素晴らしいお祭りだったらしく、悔しさのあまり、帰ってふて寝してしまった。正山寺ウェーサーカの様子はasatoさんがパティパダーでレポートしてくれる予定。

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〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜