「日本封じ込め」の時代

「日本封じ込め」の時代―日韓併合から読み解く日米同盟 (PHP新書)

「日本封じ込め」の時代―日韓併合から読み解く日米同盟 (PHP新書)

朝日カルチャーで空いた時間に読んだ本。『「日本封じ込め」の時代―日韓併合から読み解く日米同盟』

内容紹介
米国の日本占領は、表向きはすでに過去のものだが、金融やメディアなどの深層部分には、支配の仕組みが巧妙に隠されている。「年次改革要望書」によって、優勢民営化などの米国が望む改革が進み、それに対する批判派、思考停止の対米追従論によってかき消される……。こうした構造は、戦前の日韓併合と重なり合うと、著者は大胆に指摘する。日本は、かつて仕掛けたことを、逆に仕掛けられているのだ。日韓と日米の植民地統治のプロセスを比較・再検証し、経済利権をめぐって「封じ込まれる」日本の現状を明かす。

因果応報とゆーのは、国の歴史でも当てはまるのだろうかな。オチのところの賛否をともかく、切り口はすごく新鮮で、まっとうで、深い。著者の原田武夫さんは1971年生まれの元外交官。一読をおススメします。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜