末期かな

<国外退去>イラン人一家の在留認めず 長勢法相
 最高裁で国外退去処分が確定した群馬県高崎市のイラン人、アミネ・カリルさん(43)一家4人が在留特別許可を求めている問題で、長勢甚遠法相は5日の閣議後会見で「基本的には(イランに)お帰りいただきたい」と述べ、在留を認めない考えを示した。一家は、強制退去を猶予される「仮放免」の期限を8日に迎える。
 アミネさん夫婦と長女は90〜91年に来日し、二女は日本で生まれた。不法残留状態になり、強制退去処分が確定したが、「2人の娘は日本語しか話せず、イランでは生活できない。長女は大学進学も決まっている」として、法相に在留特別許可を求めている。
(毎日新聞) - 12月5日15時29分

この件に関するブログなどの反応を見ると、隣人への同情の声を圧して、怒り憎しみに駆られた排外主義の心性が充満している様に慄然とさせられる。ここまで日本人の心が縮こまったのも開闢以来だろう。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜