訃報 寺猫ムーシカが亡くなりました。

10日の深夜、ゴータミー精舎の寺猫としておなじみだったムーシカが、交通事故で亡くなりました。昨年6月25日の金曜日、お寺の近所で衰弱していたところを保護しました。目と鼻のひどい炎症に、シラミとノミだらけ。獣医さんにも失明するかもと言われましたが、お寺で看病したらすっかり元気になりました。スマナサーラ長老から「ムーシカ(パーリ語で鼠の意味)と名前をつけていただき、ムーちゃんの愛称で、寺猫として皆に可愛がられていました。否、一生懸命寺猫のつとめを果たしていました。弟分のイナリを引き連れて、最近は夜のお散歩が日課になっていた矢先、自動車に接触して、頭部を打っての即死だったようです。パーリ語のお経が大好きで、毎朝のお勤めの間じゅう、比丘方のそばに寄り添っていました。二階の本堂にあがって、スマナサーラ長老の法話に耳を傾けていることも多かったです。そんなお寺の環境でずいぶん徳を積んだと思うので、後生は心配していません。さよなら、ムーシカ

よろづ生きとし生けるもの、懼れなきものであれ、憂い無きものであれ。