智慧を目指す人へ
A.スマナサーラ長老の朝日カルチャー初期仏教入門「幸福をみつける方法教えます。〜観察力で、あなたの世界は劇的に変わる〜」の第三回でした。
単なる「認識」を「知識」として使えるモノにするための方法、そして知識という重荷に縛られず、「智慧」を育てて心を軽く明るく生きる道についてのお話でした。短時間にものすごい高密度の内容だったと思います。
講義資料から「智慧を目指す人」のための指針を抜書き。これ毎日繰り返し頭に入れておくとすごくいいなと、個人的な弱みを痛感しつつ思いました。
- 意図的に正しい集中力を育てる。
- 常に、充実感、喜びを感じるようにする。(明るく生きるという意味)
- 柔軟性を持つ。
- 何かを知っただけですべてを知ったと思わない。
- 自分が知っている世界は入った情報とその処理の結果なので暫定的だと知る。
- 知るときは徹底的に知るために努力するが、その知識が絶対的だと思わない。
- 語るときも、考えるときも、「私は知っている範囲では」というような条件をつける。
- 成長する過程の途中で腰を降ろさないでどこまででも成長するのだと前を進む。
- 成長したと感じても、どこまで、何を成長したか、また未熟なところがどれぐらいあるのかと計算をする。
〜*〜* 生きとし生けるものが幸せでありますように *〜*〜