仏教マンガとしてのジョージ秋山『アシュラ』

ジョージ秋山『アシュラ』小学校の時に床屋で読んで衝撃受けて以来の再読。下巻に出てくるこの和尚さんのセリフ、原始脳(ケモノの脳)の克服を説く最近のスマナサーラ長老に通じるものがあるなぁ。 飢餓に苦しむ荒廃した中世社会を舞台に、人肉を食らいながら生きてきた孤児アシュラが人間と獣のあいだを行き来しながら慟…