初期仏教では「無我」の同義語として扱われ、大乗仏教思想ではとくに重要視された 空(くう)は般若心経の「色即是空」という熟語とともに親しまれている仏教語だ。無常・苦・無我の項でも述べたように、初期仏教では、自己観察を通して五蘊や六処などを無常…
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